毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載③

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「晴れの日の天ぷら饅頭」

「昔はお正月やお祭の時ぐらいしか、甘いもんが無くてねぇ」。

宙(スカイ)ドーム神岡のファーストフードコーナーで、高松勝利さん(61)が『名物天ぷら饅頭』を揚げながら笑った。

写真は参考

「まあ、ちょっと食べてみて」。

揚げたての紅白饅頭をご相伴に。

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揚げたての油を含んだ衣と、中身の餡子がホッコリマッチして、メッチャ旨!。

これをあてにキューッと一杯もいいかも。

思わず片手で盃を傾ける真似をする。

「そうだよう。ここらじゃあ、この饅頭でみんな一杯やるんやで」。

高松さんも釣られて、思わず旨そうに盃を傾ける仕草。

左党が甘い物嫌いばかりと侮ってはいけないとか。

「富山の方じゃ、この天ぷら饅頭は旦那衆の食べ物だったらしい。でもここら神岡じゃ、子供から年寄りまで皆して食べて、喜びを分かち合ったもんやて」。

写真は参考

1箱10個入り500円。(2006.4.30時点)

ハレの日御用達、大晦日に紅白見ながら、お炬燵(こた)で食べたい紅白天ぷら饅頭なのだあ!

宙ドーム神岡 岐阜県飛騨市神岡町夕陽ヶ丘

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載③」への4件のフィードバック

  1. 天ぷらまんじゅう・・
    天ぷら大あんまき・・
    食べた事はないけどさ~ぁ⤴
    若い頃なら喜んで食べたけど
    この歳になると、どうも脂っこいのが・・
    でもねぇ ❢天丼は大好き ❢
    2本入っているエビ天、1本目は最初に食べて
    2本目は最後の方に・・
    結局2本目のエビ天は無理矢理、食べてます⤵

    1. ええええっ~っ!
      ぼくは毎日でも揚げ物大歓迎だけどなぁ!
      もちろん逆流性胃腸炎の薬飲みながらですがぁ!

  2. そんなに昔から あるんですね。フードコートで茶色いお饅頭の揚げたのを食べたことはありますけど こんなにも可愛らしい紅白だったら どっちにしようか迷っちゃいますね。

    1. あっつあつの揚げ饅!
      衣がサクッとして、中から温かな餡子がジュワっと口の中に広がるあの感覚、甘い物苦手なぼくも思わず手が出そうです。

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