毎日新聞「くりぱる」2004.8.29特集掲載⑦

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「川村屋 賀栄(がえい)

瀬戸川に面した川村屋賀栄(がえい)は、江戸末期の創業。

写真は参考

毎日米(こうじ)ともち米を発酵させては、その絞り粕を代々受け継がれてきたものと混ぜ合わせる。

そこに小麦粉を入れて、(さら)(あん)(くる)めば出来上がり。

「秘伝の菌を死なせんようにせんと」。

六代目の女将・加藤由美子さん(49)は、酒蒸「瀬戸川饅頭」の命とも言うべき菌の培養に心を配る。

ほんのりと漂う酒の香と、ほっこりと口中に広がる上品な甘さの晒し餡。

写真は参考

絶妙のハーモニーが、1個105円(2004.8.29時点)でふんだんに愉しめる。

川村屋 賀栄 瀬戸市栄町

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2004.8.29特集掲載⑦」への4件のフィードバック

  1. 酒饅頭とは違うのぉ~?
    まぁ~⤴どっちでも好きやでいいんやけどねぇ ❢
    ネットで「瀬戸川饅頭」って調べたら
    「川村屋 賀栄さん」が最初に出て来たって事は、凄い❢
    甘い物好きな私はこういったお店に入ると
    目がキョロキョロとして目移りして仕方がないんですぅ⤴
    今一番のお気に入りは「シャ○レーゼ」
    このお店はイイよねぇ❕和菓子も豊富に揃っていて
    とにかく、お財布に優しいのです~ぅ ❢
    *加藤さんの話を聞いてビックリ ❢
     当たった方が本当に居たんですねぇ
     もしも私が当たったら、口元が緩んできっと話しすると思います。
     だって、嬉しい事は誰かに言いたくて仕方がないもんねぇ⤴

    1. 酒蒸し饅頭って、香りがほんわかしてとってもいいものですよねぇ。
      ぼくも結構好きです。
      少なくともインスタ映え狙いの洋菓子よりも!

  2. 身近な酒饅頭と言えば『納屋橋饅頭』でした。ほんのりとお酒の香りがして⤴️どうやら今年無くなっちゃったみたいですね。

    1. そうですよねぇ。
      名古屋名物として名高かったですけどねぇ。
      大須の本町通にあった納屋橋饅頭も、閉店日には行列が出来ていましたねぇ。

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