毎日新聞「くりぱる」2004.1.25特集掲載④

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「つちや菓子舗」

美濃街道の旧道沿いに立ち並ぶ、ノスタルジックな街並み。

写真は参考

ここも裸男たちが「天下御免」の褌姿で、儺追(なおい)殿(でん)目指して勇壮に駆け抜ける目抜き通りの一つだ。

「昔は忙しくって、立ち話も出来んほどだったよ。でもそんな時代も終わって、今は夫婦二人で細々とやっとるだけ」。

二代目女将の吉田芳子さん(66)が、出来たての和菓子を菓子箱に詰めながらつぶやいた。

写真は参考

稲沢市小沢のつちや菓子舗は、昭和10年創業。

はだか祭りの縁起菓子として知られた幻の「福槌(ふくづち)最中」は、職人の高齢化で昭和35年頃にお蔵入りとなった。

今は稲沢で唯一となった「きび羊かん」が、ショーケースの中で旨そうな昭和の光沢を放つ。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2004.1.25特集掲載④」への6件のフィードバック

  1. 今日もダメだ~ぁ⤵
    後は、皆さんに任せた~~ぁ⤴
    副反応が、あると言う事は・・
    ワクチン接種の効果があると言う事だそうですから
    もうちょい我慢❢

    1. たまにゃあおとなしくしてなさいってぇことですから、ともかく我慢我慢ですって!

  2. 羊羹はあまり食べる機会はないのですが、前々から食べてみたかった「○○やの羊羹ラムレーズン」。バレンタイン時期の季節限定品らしいのですが、今年やっと食べれたわぁ⤴️

    1. 「○○やの羊羹ラムレーズン」???
      でもラムレーズン好きのぼくには、とっても興味がわきましたぁ!

  3. 福槌最中って どんな和菓子だったんでしょうね。
    幻の…って言われると気になりますよ( ◠‿◠ )
    物凄く丁寧なお仕事をされていたんじゃないのかなぁ?
    想像ですけど。

    1. たしかに気になっちゃいますよねぇ。
      ぼくも本物を拝見したことがありません。

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