「かっちゃは、なぁ~に、えへでらべぇ?(お母ちゃんは、何を怒っとるの?)」。
もしぼくが、雪深い南部訛りの土地で生まれ育っていたら、こんな言葉を口にしながら、お母ちゃんのご機嫌を伺ったことだろう。
「オカちゃん、ほら蝉の声が聞こえるよ」。
青森県十和田市の観光大使を務める、㈱平野紙器代表のクニちゃんこと、平野社長のご案内で、6月4日に十和田市を訪ねた。

ミョーキン ミョーキン ミューケケケ
初めて耳にする蝉の声だ。
確かに奥入瀬渓谷の、新緑の森全体に木霊している。
しかし、とは言えその日はまだ6月4日。
そんな馬鹿な?
まるで狐に抓まれた心境だ。
一方のクニちゃんときたひにゃあ、昭和半ばの蝉取りに明け暮れる少年の様な眼差しで、渓流脇の小径を上流へと向かう。
この鳴き声の主は、体長3~4センチでオレンジ色をしたエゾハルゼミ。

この奥入瀬渓谷の地で、5~6月に大発生するそうだ。
さすがに十和田八幡平国立公園の中だけあって、ブナやコナラにクヌギなどの広葉樹が大きく枝を広げ、原生林に暮らす大小様々な生物を育くむ。
全くもって生き物たちのサンクチュアリである。
だからここには、タモを片手に蝉を追うような、昭和の腕白どもは一人もいない。
この聖域に一歩踏み込むと、誰もが皆そっと息を継ぐ。
そしてこの森に棲まう動植物すべてと、森に御座す神々に、畏敬の念を抱く。
つまり外界を棲み家とするわれわれ人間は、束の間この大自然に抱かれながら、身を寄り添わせていただいているに他ならない。
十和田湖の子ノ口から焼山までの約14kmを下る奥入瀬渓流は、太古の浪漫が織り成す、陸奥きってのトレッキングコースだ。

残念ながらぼくは、TVのロケでもあり、バーテンダー姿の異様さ。
デイパックを背にしたトレッカー達の中にあって、さぞや浮いていただろう。

でもまっ、それもいいべな!
このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。
クニチャン といえば カラオケですね〜 (◍•ᴗ•◍)❤
柳ケ瀬で歌い慣れた ロマンチック歌謡 お上手でしたね (•‿•)
東北の旅は今まで縁がなかったけど、私の大好きな 美味しいお酒に 海の幸が沢山あるんですよね う・ふ・ふっ❣️
小さな怪獣君達がもう少し大きくなったら、一緒に行けたらいいな〜
自然が いっぱーい (◕ᴗ◕✿)
昨日も今日も 蝉の鳴き声に ちょっと変化が ・・・ 夜は 秋の気配?!
ぼくもいつの間にかクマゼミの鳴き声から、ひぐらしの鳴き声に変わったのを感じました。
なんだかんだの夏でしたが、もうすぐそこまでなんだかんだの秋がやって来ているようですね。
今年は、蝉にビックリしなかったな~ぁ⤴
蝉ってさぁ~
ひっくり返って死んでいるのかなぁ~!
と、足でツンツンとやると突然!飛んで行って
ビックリした事ありませんか?
毎年、3~4匹位ベランダに裏返っているけど
今年は長雨なのか、全く見なくなりました。
蝉も新型コロナウィルスで土から出て来る事を自粛しているのかも?
そうでしたかぁ。
ぼくんちの11階のベランダでは、クマゼミが一匹仰向けでお亡くなりになってました。
OL時代、一緒に旅行に行く人に、普通に「もう、まわしした?」って聞いたら「何、それ?」ってキョトンとされた。子供の頃は香川県で育った彼女には通じなかったみたいでこっちがビックリだわぁ。名古屋弁だったのかぁ(^_^;)
「まわしした」は、美濃や尾張の方言なんじゃないでしょうか?
うっかり地方の方に「まわしした?」なんて言ったら、「俺は相撲取りじゃない!」って言われちゃいそうですものねぇ。
ワァ〜〜!
下界から飛び出して 写真のような自然界に抱かれた〜い( ◠‿◠ )
たくさんたくさん深呼吸〜。
なんなら瞑想もしちゃうかも(笑)
緑いっぱいだから 視力も良くなりますね!
そうなんですよねぇ。
奥入瀬川のマイナスイオンが満ちていて、広葉樹のブナの木漏れ日なんて、とっても優しく全身を包み込んでくれますよ。
スーさんとバーテンダーオカダさんの「昭和がらくた劇場」懐かしいですね。あの、独特のセットも!
良い事も悪いこともひっくるめ、様々な出来事が綯交ぜに詰め込まれていましたからねぇ。