「ペガサスベイ・ワイナリーの道具たち」

ここはワイン樽の製造所です。何と言ってもプラスチックやステンレスの樽ではなく、昔ながらの木製のワイン樽こそが、ワイナリーの味の決め手だと思います。

樽職人がまだまだ活躍する居場所が、ちゃんと残っているからこそ、樽職人の技術が絶えることなく受け継がれて往くのですから。

天職一芸の取材で色んな職人さんの話を散々伺いましたが、日本の酒蔵も味噌屋も醤油屋も、昔ながらの仕込み樽を治す職人もおらず、新たな木製樽を注文したくても、もう巨大な樽を作れる職人すら消え失せる一方だと、嘆かれていたことを思い出します。

このお道具たちも、ワイン製造に欠かせぬ、昔ながらの道具なんでしょうが、眺めるだけで何が何だかさっぱりわかりませんでした。

しかし樽を閉めたり、醸造具合を確かめる、テイスティングの道具なんかかしらと思ったものです。

日本の鉋や鋸は、手前に引いて使いますが、西洋ではまるっきり反対で、手前から向こうに押し出して使うなど、これまたビックリした覚えがありましたから、ワイン醸造のお道具たちも、日本人向けの使い方とは異なる物かも知れませんね。

こんな目方測りなんて、時代がかっていて、面白いものですよね。そうと知らなければ、洋風のベー独楽かしらんと思えるほどです。

さあ、次回はいよいよ、ペガサスベイ・ワイナリーのメインハウスの外に広がる、ガーデンテラスで豪快なランチです!お楽しみに!

こちらがニュージーランドで買った、ペガサスベイ・ワイナリーのピノノワールです。昨日の夜、ニュージーランドを思い出しつつ、美味しくいただいてしまいました。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「ペガサスベイ・ワイナリーの道具たち」」への13件のフィードバック

  1. おはようございます。
    ブログを、見ながらペガサスワイナリーに、行った気分になります。木製の樽が、沢山有りますね。貴重ですね。 樽職人さんが、見えるから出来るのですね。
    昔の道具貴重ですね。大事に保管されていますね。
    昔の量りですね。今の量りと違いますね。目方量り面白い形ですね。大事に使っているのですね。赤ワインですね。 ワインのパッケージに鳥が、書いていますね。
    何の鳥かな?ハチドリかな?

    オカダミノルさん1月2日(木)ワイン(ピノノワール)を、飲んだのですね。良かったですね。飲み過ぎない様に気を付けて下さいね。

  2. ( o ̄▽)o<※*:’゚。.あ*:゚・け’゚゚:。お・:+”。め’:゚:*♪:’゚‘。+:

    今年もここへ遊びに来させていただきます。
    さて、
    ワインとはどのようなものなのでしょうか?
    呑まないでいたら呑めなくなってしまったオイラ。
    現役の時にも呑まなかったワイン。
    ブドウのお酒?
    どんな感じなんでしょうねぇ( ๑˃̶ ॣꇴ ॣ˂̶)♪⁺
    そして、
    道具には味わいがありますよね。
    その道だけの道具ってのは芸術ですよ(`・ー・´)

    1. ワインですか!
      まず香りで酔い、その場のムードに酔い、そして味に心地よく酔う、素晴らしいお酒なんじゃないでしょうか?
      もちろんそれは、ワインだけではなく、ビールだって日本酒だって、世界中の遍く酒たちは、喜怒哀楽をさらに増幅させる効果があるんじゃないでしょうか?
      でもやっぱり、「怒」と「哀」だけは、酒の力を借りると碌なことはなさそうですよね。
      どうせなら「喜」と「楽」に美味しいお酒がいいですねぇ。
      今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. オカちゃん、ワイン美味しそうで良かったですね。
    私はお正月に、ライブで頂いたキリンのビールを飲みましたよ。
    ワインは、誕生日に飲もうとおもっています。

    1. とっておきの日に、とっておきのお酒と、とっておきの肴!
      生きていればこその、役得役得!

  4. ワインとは
    う〜ん 素敵ですね。
    そのお言葉だけで酔いしれてしまいます
    良い年になりそうですね。

    1. 美味しかったぁ!
      ペガサスベイのピノノワールでしたぁ!
      もっと買って帰ってくれば良かったと、今更ながら思う程です。

  5. 素晴らしい商品や作品ほど そこに携わってきた職人さんや技術者さんの後継者が少ないんですよね。
    どんなに古い歴史を重ねてきた物が減りつつあっても 必ずと言っていい程 回り回って その素敵な作品の時代に戻ってくるのに…。新しく生まれ変わったとしても。
    きっとワインも昔ながらの製法を守られているから 寝かされている美味しさが褪せることなく 味わうことが出来るんでしょうね。
    そういえば 最近ワインなる物を口にしてないなぁ〜。久し振りに味わってみようかな⁈ ( ◠‿◠ )
    ちなみに私は ニュージーランドでキウイワインが気に入って たくさん買ってしまいました。

    1. キウイワインってありますねぇ。
      でもぼくは、何度もニュージーランドに行きながらも、一度も口にする機会に恵まれませんでしたぁ(泣)

      1. 今では なかなか無いみたいですね。
        あと キウイワインって ほのかに甘くて女性向きですから オカダさんには物足りないかも⁈ ( ◠‿◠ )

  6. おはよう御座います
    モノ造りは本当に奥が深いから興味津々と見てしまいます。

    見ていて分からないような職人の何気ない作業も芸術的に見えて来ます。

    ワイン造りもワイン造りの為のものや準備もそんな技がてんこ盛りなんでしょうね。
    想像してるだけでも楽しくなります。

    今日もありがとうございます^ – ^

    ありがたや(≧∇≦)

    1. 職人さんの命は、自分が使う道具なんですものねぇ。
      人から見るとなぁ~んてこたぁないものだって、職人さんにとってはその道具こそが、相棒そのものですもの。

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