
ウォーキングの途中にある金毘羅神社の境内で、こんな落ち葉を見付けました。
だからどうよ!なぁ~んて身も蓋もない事を言われると、返す言葉もありませんが、ある職人さんの言葉を思い出したからです。
その職人さんとは、三重県鈴鹿市の寺家にある、伊勢型紙の型紙彫師さんです。
伊勢型紙は、友禅やゆかたに小紋などの、柄や文様を着物の生地を染めるため用いるもので、千有余年の歴史を誇る伝統的工芸品です。
千有余年前の、伊勢型紙の始祖は、ちょうど今頃でしょうか、庭先に舞い落ちる落ち葉を眺めておられ、虫の食った様々な模様に興味を抱かれたとか。
そして型紙彫りを思いついたそうです。
平凡なぼくには、とてもそんな応用は思いも付きませんが、非凡な伊勢型紙の始祖は、この地に一大産業を築き上げたのです。
伊勢型紙の紙は、岐阜県の美濃和紙です。
強くて伸縮しない性質の美濃和紙を、柿渋でベニヤ状に張り合わせて、燻煙と乾燥を繰り返し、伊勢型紙へと仕上げるものです。
この伊勢型紙に、落ち葉の虫食いさながらに、彫師たちは様々な小刀を用い、緻密に切り出してゆくわけです。
その職人の言葉を思い出し、ついつい落ち葉を拾って持ち帰ってみました。
なかなか虫たちもよく見ると、食いしん坊と言うよりも、芸術家なのかも知れませんね。
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おはようございます。
落ち葉も色々な色や形が、有るのですね。虫食いか破れが、有りますね。
虫さんも美味しい所を、知っているのでしょうね。
虫さんも芸術的 素敵な言葉ですね。
伊勢型紙の紙は、美濃和紙だったのですね。
私は、知りませんでした。
オカダミノルさんは、伊勢型紙の型紙堀師さんに取材した事あるのですね。
今日12/5(木)朝 雪が、ちらちらと降っていました。雪かきする程ではないので有難いです。
高山は雪もよいのようですものね。
小さい頃、こんな落ち葉を広い集めて「冬ソナ」の雪遊び(落ち葉を雪に見立てるシーンあり)じゃないけど高い場所から降らせて遊んだ記憶があります。また、小学生の図工の時間に落ち葉貼り絵なんて事をやりました。主役は落ち葉、脇役をクレヨン、絵の具で飾るといった具合です。
オカダさんはいつまでも純粋な心の持ち主なんですね。(#^.^#)(〝⌒∇⌒〝)
そんな純粋だなんて、還暦もとっくに過ぎたオヤジには、過分で過ぎたる言葉です。
もうとっくの昔に、心も曇りガラスのようになっている気がします。
おはようございます
我家の柿の葉が落ち、毎日、なかなかな量の落ち葉を掃除しています。
葉の大きさや虫食いの跡は手入れの結果を教えてくれます。
まだまだ風情を味わう心待ちにはなれませんが、オカダさんのものの見方に触れていつしか私も風情を巧みな言葉で表現出来るようになることを夢見ています。
落ち葉も昔のように、搔き集めてはその辺りで落ち葉焚きといかないのが玉に傷ですねぇ。
美味しい焼き芋も、放っておけば出来たいましたもの。
伊勢型紙の世界、素敵なんですよね~。
今は型紙を額に入れて、飾られる方も多いんですよ。以前小さな展示会に行った事が有りますが、本当に繊細で、綺麗でしたね~。
実に繊細ながらですから、ランプシェードにする方もおいでですよね。
やっぱりそういう方ってみえるんですよね⁈ 人とは違った発想、見方、考え方が出来る秀でた方が( ◠‿◠ )
ごく自然な事なんでしょうけど。
うちの事業所では 最近まで写真のような枯れ葉やイチョウの葉を使った大きな壁飾りが飾ってありました。木だけは手書きで あとはみんなで集めて来た枯れ葉やイチョウの葉などを貼り付けて完成。今は 松ぼっくりでミニミニクリスマスツリーを作成中です( ◠‿◠ )
ps. 心が曇りガラスのように…
いえいえ。小さな発見をしたり そして その奥に想いを馳せたりしてるじゃないですか⁉️
きっと透き通ってますよ(笑)
じゃあ、クリスタルな心で過ごしますか!
人はやっぱり、物の見方、捉え方で違ってくると思います。
私なんか、いつまでも「お子ちゃま」なんで、ママゴトに使う想像しかできません。
ままごと遊びで落ち葉は、なんの料理に見立てましょうか?
あっねお皿でもいいかあ!