
のっけ丼に舌鼓を打って、ホテルに戻る途中、駅前の青森アウガと言う、青森市の施設のような市場の入ったビルの、入り口のドアでこんな張り紙を見付けました。
いいですねぇ、こんな注意書き!「思いっきり引っぱってけ~」なんて、素敵なお国訛りじゃないですか!

地下の「りんご箱」と言う市場には、鮮魚や乾物から、生活雑貨に八百屋さんと、ずら~っと立ち並んでいます。
思わず目が留まったのは、このお菓子屋さん!棚にはズラリと、お供え用の落雁セットがデーン!その中に、「オゲショク」とあります。しかも、小・中・大とあるではないですか!???なんだか韓国のお菓子のような響きのある言葉かしら?と、思えたほど不思議な初めて目にする名前です。
後で調べて見ると、親鸞聖人の命日「報恩講」で、門徒宗が米粉で作った「お華束=おけそく」という、花のような形の餅を積み重ねて盛り付け、供えたそうです。。それがいつぞや訛って、「お華束(おけそく)」が「おげそぐ」となり、やがてこの落雁の「オゲショク」になったとか。報恩講の頃は、毎年大荒れの天気になることも多く、地元のおばあちゃんたちは「ほんこ(報恩講)荒れ」と呼び、本物の春がやって来るのは、この「ほんこ荒れ」が過ぎ去ってからなんだそうです。
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おはようございます。お国訛りの注意書き(思いきり引っ張ってけ~)良いですね。素敵ですね。青森らしいですね。色々な種類の落雁が沢山有りますね。用途ごとによって使い分けているのかな? 私は、三角形みたいな落雁見た事有りません。変わったデザインですね。 丸い落雁は、見た事有ります。
親鸞聖人の命日に関係あるのですね。(報恩講) お華束(おけそく)言葉は、聞いた事有ります。
おはようございます。私の家の宗派が真宗大谷派(お東さん)です。親鸞聖人の宗派です。南無阿弥陀仏です。赤本が有ります。
大きな法事などでよく見かけましたね。蓮の華を型どったもので米粉に砂糖を混ぜ食紅で色をつけて………昔は手作りでしたが今は機械化されてるのかな?❓️?落雁は甘いお菓子でいつまでも戸棚の奥に有った記憶があります。砂糖が足りなかった時、ばあちゃんが甘味足しに使ってたような……懐かしい昔を思い出します。
昔は落雁なんて、高級なお菓子でしたもの。
まあ今でも、和三盆なんかは高級品ですよね。
ほ〜 オゲショクっていう商品なんですね! 写真を見てこれは何?とズームしたけどわからなかったです(笑)
地方々で お雑煮の中に入ってるお餅の形や味が違うように 本当に様々ですよね。それもちゃんと意味があって…
知らなかった事をこうして知る事が出来た事もありがたや(^-^)
そう言われてみると、世の中の事なんて、わかったふりをしているだけで、本当のところは知らないことばかりですよね。
でも、だから、そうした出逢いが楽しいのでしょうね。
こんにちは~ (*^-^*)
久しぶりに週末 連休が頂け 朝から衣替えやお正月に息子家族が使うお布団を干したり バタバタして 今 冷凍食品のたこ焼きとラスクで ランチでした (・・;)
夜は御浪町 ダイコク近くで ぷっファーなので 満腹にならないように控え目 (笑)
落雁 懐かしいですねぇ
幼少の頃 実家に 毎月 1日 おっ様が お経をあげに来てくださっていました。
帰りに 母がお布施を差し出すと おっ様が私に 白とピンクの落雁が入った小箱を「みんなで食べやあよ 」と 笑顔で差し出してくださった事を想い出しました
(#^.^#)
昔は、何かというと、子どもたちにそんな駄菓子のようなお駄賃がありましたねぇ。
でも和尚さまが下さった落雁は、駄菓子じゃありませんねぇ。
「思いっきり引っぱってけ~」の注意書きってことは、
引っぱっちゃダメ~ってこと?
引っぱってってことではないのね(^^♪
落雁もこれだけ並ぶとアートぅされる(~_~;)
確かに、
韓国の梨大(イデ)にも朝から甘いお菓子を出すお店があったあった。
行ったことはないけど・・・
最近急に寒くなったので心から、
早く「ほんこ荒れ」過ぎ去って!
ああそうか、ぼくはすっかり「引っぱってくれってことかと・・・」。
確かに仰せの通り、思いっきりひっぱらないでねの方が、この場合適しているかも。
なるほどなるほど。
勘違いでしたら、すみません
落雁って
昭和30年代から40年代のころ
結婚式の引き出物で竹の折に入った「鯛の形」とか「松竹梅の形」の中に餡子が入っていたお菓子の事?
そういうものも、ありました!
落雁と言っても、落雁風の生菓子風のって、幅広かった気がします。
婚礼の引き出物が、落雁風の生菓子だったり、或いは生菓子だったものが、やがてビニール袋にタイの色付けされた、上白糖に変わっていきましたよね。
令和の今では、そんなものはもう皆無かも知れませんね。
こんばんは。ウチも門徒です。大垣市辺りは11月下旬から12月上旬にかけて報恩講です。単身赴任で15年ほど前に住んでいた新潟県上越市辺りでは10月上旬でした。青森市では9月なのですか。北へ行くほど降雪の影響もあってか報恩講も早くなるのでしょうかね。またお飾り、すなわちお華束もウチ辺りではお餅を平べったくしたものを重ねて荘厳しますが青森市では落雁ですか。おもしろいですね。
いやあ、ぼくも詳しくは存じ上げませんでしたが、その土地土地によって、いろんな形で親鸞聖人を偲ばれるのですねぇ。
重そうな扉だから思いっきりひっぱって〜だと思っていました。そうなんですね。難しいですね。
落雁好きです。箱に入った優しい色合いを目でたのしみお土産で頂いたりするとひとつだけ口に含んで大切に味わいました。
だって落雁って、余所行きのような、ちょっと子どもながらに贅沢なお菓子でしたものね。
こんばんは、オカダさん
津軽弁も会津弁も全く分からず苦労した時代を思い出しました。
発音や語尾などと言うレベルじゃなく単語が違いすぎて仕事前に津軽弁講座なるカセットテープを2時間聞いていたのを懐かしく思い出しました。
夜は毎晩、方言学習と称してブッハとやっていました。
結果としてはずっと津軽弁はわからなかったです。
仕事で世知辛い社会しか意識しなかったので文化に目を向けることもなく今想えばもったいない環境だったなぁ。
いつかまた青森に行きたくなりました。
ありがとうございます
いつかゆっくりと、以前お仕事で立ち寄られた、会津や津軽をお訪ねになると、当時見落としていた風景や人情に触れられ、きっと給湯器さんの心も揺さぶられるのではないでしょうか?
そうですね。オカダさんにあやかって私も穢れ落としになりますね。
知らぬ間に、心に穢れ、お腹に贅肉が忍び寄るものですもんね、
ひょっとして、縄文=日本列島原住民 の風俗? 落雁は子供の頃よく見ましたが、{あんまりおいしくなかった、、、。}駆逐されつつあるのでしょうか?
いやいや、まだまだ落雁は、和菓子店の片隅で、残っていますよ!
子どもの頃は、仄かに甘い落雁は、大人の味過ぎたのではないでしょうか?
おはようございます。高山の報恩講は、11月(11/1~11/3)です。私は、落雁は、普通です。綺麗な色(デザイン)ですね。