「昭和Nostalgia」(467)

https://youtu.be/3CeTEMdXC7I

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飛騨びと言の葉綴り~古川町・谷口充希子さん – 飛騨市公式ウェブサイト


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

小学生だった頃は、夏休みがやって来るのを毎日指折り数えたものでした。

何よりの愉しみは、虫取りに草野球。

そして冷蔵庫の製氷器でお母ちゃんが作ってくれた、シャービックや丼鉢入りのプリンにスイカと、相場は決まったものでもありました。

写真は参考「家のは、こんなお洒落なモノじゃありませんでしたけど・・・」

今ほど豊かじゃなかった昭和の半ばは、それだけであっても十分に幸せを感じられた夏休みでもありました。

ある時、いつものように冷蔵庫を開け物色すると、ガラスの皿の上でキラキラと輝くゼリーが鎮座しているじゃないですか!

写真は参考

こいつぁーいただきだぁ!ってなもんで、さっそく卓袱台に持って行ってペロリと平らげると、玄関でお母ちゃんの声。

「あらぁーお久しぶり。よう来てくれたわねぇ。暑かったでしょ。さぁ上がって上がって。扇風機に当たってる間に、冷たいモノ用意するからねぇ」

ぼくは大慌てでゼリーがのっていたガラスの皿を、そそくさと流し台に持って行って証拠隠滅を図ろうとしたにも関らず、運悪くお母ちゃんと出会い頭にバッタリ!

お母ちゃんの目が、ガラスの皿を紛れも無く捉えておりました。

写真は参考

「お客さん用に冷やしといたゼリー、食ってまったんかぁ!」と、それはそれは恐ろしい憤怒の形相で射すくめられ、さっきまで暑くて暑くてどーしよーも無かったくせに、一瞬にして寒くもないのに凍り付くほどの身震いが、ぼくに襲って来たものでした。

あ~あっ!


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

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