「素描漫遊譚」
「おじいさんの時計屋さん」
小さな小さな店の片隅に、時計職人が座っている。
壁には数々の柱時計が、永遠の時を刻む。
「100円で時計が売られて、壊れたら捨てればいいって時代なんやて」。

何とも嘆かわしげに、中川立さん(65)は、吐き捨てるようにつぶやいた。
元々昭和7年(1932)に大垣市で開業した、時計屋の二代目。
しかしクォーツ時計の時代と共に、衰退化の一途。
ついに平成10年に閉店。
しかしその後も一級技能士の技に、ぽつりぽつりと時計の修理が持ち込まれた。
3年程前「職人の店を作らんか」と、柳ケ瀬商店街から誘いを受け、実験のつもりで機械時計修理の専門店を開店。

1ヶ月の間に、修理依頼が見る見るうちに溜まった。
「これも150年ほど前の懐中時計やて。家督を継ぐものに渡したいから修理をと、三重の方が持ってこられたんやて」。
老時計職人は、我子のような眼差しで掌の中の懐中時計を見つめた。
おじいさんの時計屋さん 岐阜市柳ケ瀬
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腕時計って
上手に使えば一生物だと思う!
今の腕時計、40歳の誕生日のプレゼントですが
もう27年、故障もしないでお気に入りです。
先日、家の壁時計の調子が悪くて、電波時計だけど
電波が繋がったり遮断したりで・・
思い切って買い換えました。
針時計だと、見えたり見えなかったりするので
30㎝位の大きさのデジタル表示電波時計にしました。
いいね~ぇ⤴数字が大きくて・・
皆さん「針時計」より「デジタル表示時計」
お勧めします。
天下無敵のアナログ男、落ち武者殿がデジタル時計ですかぁ!
ぼくは不思議なことに、デジタルで表示された時間を見て、瞬時に頭の中の3針時計の表示に置き換えて、やっとのことその時間を確認している節があります。
そうかぁ、ぼくの方が落ち武者殿に負けぬほどのアナログ男ってぇことですねぇ!
安心して電池交換や修理をお願いできるお店があるのって 嬉しいですね
(^∇^)ノ♪
今は携帯電話があるから 腕時計をつけない人が多い と聞きましたが、私は 外出時は腕時計をつけていないと落ち着かないんです
先日も 15年近く愛用している腕時計の秒針の動きが ヘン ?
そろそろ 電池交換 ??
と思って 前回 電池交換していただいたお店に行くと 電池交換のお値段で 時計の裏側もベルトも きれいにお掃除してくださいました (◍•ᴗ•◍)❤
日焼け止めやハンドクリームで変色したり、ネジからクリーム等が中に入り込み部品交換になるかもしれないから、時計が当たる所は避けてね! と 教えていただけました!
有り難いですね~ (灬º‿º灬)♡
なるほどなるほど。
精密機器ですものねぇ。
ぼくはネックチェーンやブレスレットとか指輪はまったく身に着けませんが、時計だけはどうしたわけか左手に着けていないと落ち着きません。
やっぱり昭和人間だからでしょうかねぇ。
ぼくも、アナログ時計好きです。しかも30年以上前に買ったALBAや更に古いリュウズで巻く懐中時計も持っています。しかし、時間に追われなくなったいまはスマホで時間をみています。歳をとったせいか時の流れが分からへんような気がします。
時計は人間を社会に縛り付ける道具なんでしょうかねぇ?
ぼくは泊りがけでブラリと旅に出る時なんぞは、時計を敢えてしないようにしている時があります。
しかし始終そんなわけにもいかず、電車の乗り継ぎなどではどうしても時計を気にしちゃうものですねぇ。
10年ほど前に、訪れた養老町にある時計店には、当時お歳80歳を超えられた国内でも指折りの時計修理職人がおられました。米国の時計修理に関する公的な証明書も拝見しました。日経新聞にも紹介されていた方です。
そんな機械式時計のスーパー職人さんが、養老の地においでになられたのですねぇ。
さぞや腕のいい職人さんだったのでしょうねぇ。