「素描漫遊譚」
「まいど市」
しんみち商店街は、空襲で焼けるまで郭として栄えた。
もう当時の面影は何処にもないが、戦後間も無く再建された料亭に、遊郭の欠片が偲ばれる程度だ。

既に廃業してしまった料亭前には、段ボール箱を陳列台代わりに、伊勢たくあんや古代米の餅が所狭しと並ぶ。
月の初めの第一土曜日に、近くの農家から産直野菜や干物類、それに漬物などが運び込まれ、「まいど市」と称してお手頃価格で販売される。

「いつもは主人が市に立つんやけど、稲刈りが忙しいて」。
S商店・K.Sさん(47)と娘のRさん(20)が、慣れぬ手付きで使い込まれた一斗缶の金庫から釣銭を探り出す。
「伊勢たくあんは、濃い味でうまいんやさ。柿の葉や昆布を入れて、2年間漬け込んだるでな」。
ちょっぴり甘たるい、たくあんの香りを秋風が運んできた。
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平日のある日・・
高山へ行って来ました。
なるほど、平日はこんなに人が居ないのか ❕
昼時になったので「高山ラーメン」でも食べようと
人気のラーメン屋さんなのか?4~5人の行列が・・
メニューは一種類だけで醤油味のちぢれ麺
美味しかったんですが、ちょっと味が濃い
でぇ❢お客さんと店主の会話・・
店主「今日は何処から来てんですか?」
お客さん「富山から」
店主「近くてイイよねぇ⤴又、来て下さい」
私は思いました、岐阜市内に住んで居ると
富山が近いとは思わないな~~ぁ⤴と!
まぁ~⤴
高山の人は名古屋が近いとは思わないんだろうけどねぇ
そりゃあそうですよねぇ。
確かに、ほんのひと山越えって感じなんでしょうねぇ。
だから高山などの飛騨地方の方と、富山県の南部の方とでは、文化的にも似通ったものがあるんでしょうねぇ。
そう言えば高山の方々は、富山まで海水浴に出掛けられるそうですものねぇ。
高山や古川に出掛けたいものだなぁー!
静まり返ったアーケード街に
なんだか凛とした美しささえ感じられます。
頑張っていた おじさん おばさんの姿が見えてきそうですね。
人々の息遣いのようなものが、宿っているのかも知れないですねぇ。
耳をそばだてたら、当時の人々の話し声が聞こえてきそうな、そんな気になっちゃうのも不思議ですねぇ。
お漬物は何でもだぁ〜い好き⤴️
たくあんを噛んだ時の脳に響く音がいいよねぇ。あ〜、お茶漬けが食べたくなって来た。
お母ちゃんが糠床で漬けていた、キュウリやナスの糠漬けを、もう一度食べたくなってきちゃいました。
でも詮無いかな、それは記憶の中でしかもう味わえませんが・・・。